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マンションの管理会社の業務である緊急対応について、具体的に説明します。
マンション管理会社では、災害や不測の事態に備えてほとんどの会社でなんらかの緊急対応サービスを行っています。
マンションのような集合住宅では、様々な事態が起こりえます。専有部分を含めた建物の敷地内で起こりうる様々なケースに対応できるよう、様々な事態に備えた体制が求められます。
そこで各社で独自の緊急対応サービスを設置し、フリーコールや出動態勢などを備えています。ほとんどの会社が、24時間365日体制で緊急対応しています。
中には、一部の対応は別途オプションとしたり、対応範囲が限定されるところもあるようです。自分の管理会社がどのような緊急対応を行っているかをしっかり確認しておくことが大切です。
管理会社が行っている緊急対応のサービスを具体的に上げてみましょう。
従来、マンション管理会社が対応する範囲は、共用部分のみ。例えば、お部屋の水廻りの設備に不具合が起きた場合、居住者自身が水道工事業者を探して、直してもらうケースがほとんどでした。
ですが近年では、専有部分で起こったトラブルの解決も依頼できる会社が増えてきています。マンション管理会社が窓口となって、修理業者を手配してくれます。
同様に鍵の紛失や窓ガラスの交換のように、専門知識や材料が必要な物から、電球の交換といった「ちょっと困ったこと」まで対応してくれるのです。
地震を始めとする自然災害は、ある日突然起こります。いくら管理組合が万全の備えをしていても、マンションで暮らす居住者それぞれに防災への意識がなければ、せっかくの備えも充分に機能しなくなる可能性があります。
マンション全体の防災意識を高めるために、定期的な防災訓練を行うと良いでしょう。急な災害でパニックを起こさないよう、防災訓練には積極的な参加が必要です。
なお、消防訓練は年に1回以上、必ず実施することが義務付けられています。
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