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マンション管理業協会とはどういった組織なのでしょうか。その概要や活動の目的・内容について紹介していきます。
マンション管理業協会は、昭和54年、建設大臣の認可を得て設立された日本で唯一※のマンション管理会社の団体です。その前身は社団法人日本高層住宅協会内に設置された「高層住宅管理問題懇談会」とビルメンテナンス業界の有志で組織した「高層住宅管理懇話会」の両組織。この二つの組織はマンション管理業に関し目指す方向が同じだったことから昭和54年に発展的に解消し、一般社団法人マンション管理業協会が設立されました。
マンション管理業協会は、マンションで快適な共同生活を送るためのモラルづくりや、共有財産としてのマンションの管理体制を確立させることを目的に設立されました。現在も引き続きマンションでの共同生活が、良好な住居環境で快適に送ることができるように、管理システムや管理技術の調査・研究を行い、国民生活の向上と社会福祉に貢献することを目指して活動しています。
一般社団法人マンション管理業協会の主な活動内容は、以下の通りです。
マンション管理に関する資料の収集や広報活動を行っています。
管理費等保証制度は、マンション管理業協会が「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」第95条に規定する指定法人として行う保証制度です。現在300社弱のマンション管理会社が協会保証機構に加入※(令和3年10月時点)しています。
※参照元:マンション管理業協会(http://kanrikyo.or.jp/hosho/index.html)
管理業務主任者試験や講習は、マンションの管理の適正化の推進に関する法律(平成12年法律第149号)により、一般社団法人マンション管理業協会が国土交通大臣より指定試験機関の指定を受け実施しています。
マンション管理業務の初任者を対象とした研修からスキルアップのために学ぶことができる研修まで、それぞれの目的に応じて受講することができます。また、協会の認定資格であるマンション維持修繕技術者試験を実施するなど、管理業界内におけるマンション修繕のスペシャリストの育成にも力を入れています。
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