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建物・設備の維持管理業務

管理会社が行うマンションの建物や設備の維持管理業務について具体的に説明します。

安心して暮らすための大切な役割

マンションの管理会社は、「居住者の安心安全な住まいを守る」ための業務として、建物や設備の機能や安全性を維持するための管理業務を行っています。

マンションに限らず建物は、どうしても経年劣化が起こるのは避けられません。メンテナンスをしなければ、さらに老朽化は加速して危険にさらされるばかりか、資産価値まで低下してしまいます。

そこで管理会社は、適切な時期に適切なメンテナンスを提案し実施につなげるサポートをします。建物の劣化を予防したり修繕するには、専門的な知識と技術が不可欠です。豊富な経験を持つスタッフがいる管理会社とお付き合いがあれば、安心して任せることができるでしょう。

また、資産価値の向上と簡単に言いますが、その内容は多岐にわたります。単純に建物や設備の修繕を行うだけでは資産価値の大幅な向上は見込めません。

時代の流れに合わせ、必要な設備を導入することも価値を高める重要な手段です。そのタイミングを計るのも管理会社の大切な仕事といえます。

建物・設備の具体的な維持管理業務

建物や設備の維持管理のための業務について、具体的に紹介しましょう。

日常的に行う業務
(管理委託契約に含まれるもの)

  • エレベーターの保守点検
  • 消防設備の点検
  • 増圧給水ポンプの点検
  • 植栽の維持管理 など

必要に応じて行う業務
(管理委託契約に含まれず、別途契約を行うもの)

  • 各種設備の改修
  • 破損部分の修繕
  • 建物内の鉄部塗装 など

建物は経年劣化に伴う大規模な修繕を検討する時期が訪れます。特にマンションにおける修繕は大規模になるため、多額の費用や長い期間を必要とします。

そのため早い段階から長期修繕計画を策定して修繕積立金として準備しておくことが推奨されています。これは管理組合の業務のひとつですが、金銭管理や未納金の督促などの業務が発生することから管理会社に委託するケースがほとんどです。

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専門家による管理で安心な生活を守る

建物や設備の老朽化や不具合は、日々目にしている居住者には慣れもあって意外に目に映らないものです。そこで第三者として管理会社の担当や設備サービス担当者などが点検や確認をすることで、大きな事故や不測の事態を未然に防ぐことが可能になります。

しかし、逆に日々暮らしている居住者だからこそわかる不具合もあります。そのため管理会社と管理組合が双方に意見を出し合って、よりよい住環境を維持するために必要な手段を講じることになるといえます。

どの時期にどの修繕や改修を行えばいいか、管理組合の資金も交え総合的に判断することが管理会社の大きな業務といえるでしょう。

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